スピンオフ1回目 DNAにWikipediaを書き込んだJunさん
あらすじ
Yogaをお伝えしているHashizume Rimi先生と、人工生命を研究しているNagasaka Fumioが「ロボットに心が生まれるのか?」という問題に向かって、Yogaと人工知能の関係をひもときながら、謎の迷宮を探検します。全12話のポッドキャストで、最終話では驚きの結末が待っています。
今回の企画は、本編のスピンオフ企画! Nagasaka Fumioが今気になっているDeep Techの話題を3分でまとめます。その初回は、IndieBio社のJun Axup博士の2019年7月1日のツィートについて。彼女は、英語版のWikipediaの全データの16GBをまるでUSBメモリにでも書くように「DNAに書き込んだよ」と軽くツィートしたのです。久々のこのぶっ飛び感。
その一方、人間の遺伝子より6倍も長い遺伝子の鎖を持っているコムギ。その遺伝子には、過去の病害や水害などの記憶が刻まれています。その空きスペースに人類の歴史を書き込んで、宇宙空間に放り出したら、どうなりますかね?
続きはポッドキャストでお聞きください。または、上の音声データをダウンロードして直接聞くこともできます。
著作権の表記
使用した音楽素材の著作権
BGM:hitoshi by Senses Circuit, https://www.senses-circuit.com から以下の4曲を使用しています
ジングル:ジングル:EDM風 ジングル・アイキャッチ by ambience
本編
Jun Axup博士のツィートは以下にあります。
彼女のプロフィールは下記にあります。
DNAをストレージに使うアイデアは、彼女だけのオリジナルではなくて、これまでも研究者たちは、自分の名前やチームの同僚の名前を遺伝子の未使用領域に書いて、何が起きるか(残念ながら「ジャックと豆の木」のような事件はまだ聴いていませんが)こっそり試してきたのですが、Microsoft社も大真面目にストレージへの応用性を研究しているのですね。