ポッドキャストをはじめよう
第1話 Apple iTunesに登録するまで
ポッドキャストをはじめようとしたら、初めは案外やることがたくさんあると分かった。。。
音源を準備しよう(1) 録音
録音するのは世間に発表する「通り道」であってまず「何を言いたいのか?」これを頭の中で昇華させる必要がある。新橋のガード下の居酒屋でほろ酔いのビジネスマンさんが漠然と会話するのを立ち聞きするようなボーッとした話だとつらい。
そこで前々から気になってしかたなかった、人はなぜヨガで心を開くのか?ということを、人工生命の開発過程に絡めて話すという「レア?」なテーマにした。
次は機材と録音ソフトである。
私の仕入れてきたマイクロフォンはmarantzのMPM-2000Uである。これをamazonで買ってきた。モノラル用としてはレビュー点数の高い商品である。ケースもオシャレで、なんだか録音バッチリという予感で勝手に盛り上がる。オリジナルには標準サイズA/BコネクタのUSBケーブルが付属しているのだが、Macbook Proを録音機材にする予定だったので、ケーブルは片側がType-C形式になっている別の会社のものをamazonで買い足して交換した。
セットアップするとこんな感じになる。Macbook Proのスペースグレイと色もマッチして、内容はともかく・・・すでに良い感じのコンテンツができた気になる。自分の頭ながらけっこう単純な頭脳と言える。
音源を準備しよう(2) マイクの正面で話してね
マイクには指向性がある。MPM-2000Uにはユーザーズ・マニュアルがついて来るので、はじめに確認してみよう。
一人なら問題ないのだが、今回は2人で同じマイクに向かって話たので、お互いが45度の角度で話しをするべきだった・・・と後から気がついた。音圧の大小は編集ソフトである程度までリカバリーできるけど、本来は一人に1本のマイクを設置してミキサーを通してからMacに入力する方が望ましい。だんだん大掛かりになるので、徐々に対応しようと思っている。
下の図はマイクの指向性である。見方は、太い黒線が外側にある場所ほど録音する音に対して感度が高いというように見れば良い。理想的な感度を持つのは正面と左右45度の範囲内である。
録音ソフトはMac OSにはじめから入っているQuickTime Playerである。オーディオ収録のモードで新しく画面を開き、Mac OSの設定で音声を外部マイク(USB)入力に指定するだけで高音質の録音ができる。
音源を準備しよう(3) フリーBGM素材
一流の落語家だって出囃子(でばやし)が必要である。お相撲さんの土俵入りだって拍子木の音が入る。今回はど素人の私が話をするので、それを補うためにBGMは素晴らしいものが良い。
私は、https://www.senses-circuit.com/ さんのフリーBGM素材を利用させていただいた。なお、クレジットの表記は絶対必要である。利用規約のページを熟読して、そこで個人利用のために要求されている条件を満たす「著作権表記」を必ず行う。
ダウンロードした素材の「オリジナル」は特定のフォルダーに保管しファイルプロテクトしておくと安心である。なぜならPodcastの中で全曲(数分)を再生する訳にもいかないので、適宜、途中でフェードアウトさせていただくことになるからである。
編集をしよう
さて編集ソフトもMac OSに標準搭載のGarageBandが使える。それどころか、各種のフリーソフトを試した結果の個人の感想では、GarageBandより直感的で触り易いインターフェースがない。迷わずGarageBand一本に絞って、使いたおすテクニックを磨くことにした。
エピソード「0」を編集中の実際の画面である。欲を言えば横長の外部ディスプレーがあるとこういう場面で便利かと思うが、そういう贅沢は「ビッグになったら」言えば良いかと思っている。
続きは・・・・
ここまででmp3ファイルを出力すれば、コンテンツの準備は完了である。次には、このコンテンツをホスティングするwebサイトとApple iTunesへの登録であるが、次回に回す。